Google Chromecast

Google Chromecast レビュー


 

海外では7月に発売になったものの、未だ日本では発売されていないChromecast。待ちきれなくなり、我が家のリビングに導入してみました。

chromecast

初めて見る方のために簡単に説明すると、ChromecastとはHDMI端子に刺さる、わずか長さ7cmほどのデバイス。無線LANを内蔵しており、Youtubeや、PCで表示中のブラウザ画面をミラーリングしてテレビに映すことができるというものです。

映像は小さい画面で見るよりも大きなテレビの画面で見たほうが見やすいと分かっていながらも、手元で全てが完結するスマホやタブレットの利便性には勝てず、めっきり使う機会の減ってしまったテレビ。ところかこのChromecastを使えば、普段はスマホ、タブレットで完結させながらも、いざ動画を見る時だけはサッとテレビで再生する、なんてことが可能になります。

 

入手

こちら、日本未発売とはいえ、日本のAmazonで個人輸入されたと思われるものが多数売られており(執筆時点だと大体5000円くらい)、当日便で手に入れることが可能です。

また、発売直後はセットアップに必要なアプリ、その名もズバリChromecastが日本のGoogle Playではダウンロードできないなど多少の面倒もあったようですが、こちらも今はAndroid、iOSいずれも国内からダウンロード可能になっており、通常の手順ですんなり使い始めることができます。

 

セットアップ

セットアップはとても簡単。箱から出したChromecastをテレビのHDMI端子に接続し、電源(マイクロUSB)を接続。スマホで前述のセットアップ用アプリ、Chromecastを立ち上げると自動でChromecastを見つけてくれるので、あとは画面の指示に従いスマホから無線LANなどの設定を行えばOKです。

私の場合ファームウエアが最新ではなかったらしくセットアップ直後に長めのアップデートが行われたのですが、それを含めても5分くらいだったと記憶しています。

 

Youtubeの再生

さて、セットアップできたところで早速Youtubeを見てみます。ホームネットワーク内にChromecastがある状態でスマホやタブレットのYoutubeアプリを起動すると、画面上部に新しく表示される接続ボタンを押すことで動画をChromecastで再生できることについての説明が表示されます。

適当な動画を選んだところで説明通りに接続ボタンを押すと、すんなりテレビで動画の再生が始まりました。

chromecast_youtube

接続ボタンが押されている状態であれば、手元で新しい動画を選ぶと即座にChromecastでの再生が始まります。新しい動画を再生する度に全画面表示のボタンを押す必要もなく、それだけでもなかなか快適です。

Youtubeの動画はものによって音量差が激しいですが、タブレット、スマホのボリュームボタンでChromecastのボリュームコントロールが可能になってます。次に再生する動画を選ぶ際も、テレビ側はフルスクリーンで再生したままなので、他に一緒に見ている人がいても気兼ねなく次の動画を選べます。他にも、動画にもよりますがシークなどのコントロールも手元からできるなど、使い勝手はなかなかのもの。

複数のスマホ、タブレットから使う際は、最後に接続ボタンを押したデバイスに接続される方式です。家族で使うと、チャンネル争いならぬChromecast争いが勃発します。

ちなみにセットアップが必要なのは最初の一度のみで、2台目以降のスマホ、タブレットはYoutubeを立ち上げるだけですぐに接続できる状態になっています。つまり、家に遊びに来た友人のスマホを家の無線LANに接続させてあげると、即座に友人のスマホからChromecast可能になるというわけです。

 

ブラウザ画面のミラーリング

次に、パソコンからChromeブラウザの画面をミラーリングする方法について。こちらはパソコン側のセットアップが必要になります。とはいっても、ChomeブラウザにChromecastのエクステンションを入れるだけなのですが。

「Chromecast extension」で検索するとすぐに出てくるので、さくっとインストールすれば準備が完了。Chromeの右上に、さっきYoutubeアプリで見たのと同じ、接続ボタンの形をしたエクステンションが現れます。

chromecast_browser

あとは、ミラーリングしたいところでこのボタンを押すだけ。多少の遅延はあるものの、PCの画面とテレビ上の表示は完全に同期します。家族でネットを見ながら旅行の計画を練ったり、ふと見つけた面白い記事を共有したりするには最適ですね。

 

Chromecast導入のメリット

さて、導入して良かったことです。まずは、これまでスマホやタブレットの小さい画面で動画を見ていた子供達が、これをテレビで見てくれるようになったこと(笑)。

まず小さい画面を覗き込む形だと姿勢が悪くなりがちだったという問題が解消。また、子供がどんな動画を見ているのかが分かるようになった結果会話などのコミュニケーションが進む。子供達としても、自分の選んだ動画を家庭内に放送しているような感覚が楽しそうなど様々なメリットが。

次に、気軽に好きな音楽を聞けるようになったこと。これまで私は普段Youtubeで音楽を聞くなんてことはあまりしなかったのですが、ChromecastがあればBGM用の曲を、手元のスマホからジュークボックス的に選んで再生(キューにつめる)できたりして、これはいいなと。

よくよく注意してみると、UI的に大抵の音楽配信サービスなんかよりYoutubeのほうがずっとよく出来ていることに気付きます。もう音楽はYoutubeでいいという人がいるのも分かるような気がしました。

最後のメリットは…自分の世界に閉じこもりっぱなしにならずにすむこと(笑)。スマホ、タブレットというのは便利なものです。うまく使いこなせば、自己の知識欲をいつまでも満たし続けてくれます。しかしうっかりしていると、その分家族とのコミュニケーションが減ってしまいます。

個人的には、スマホ、タブレットのようなパーソナルデバイスが個人の知識欲を満たしてくれるメリットにはそれなりに大きい物を感じていることもあり、それにより多少コミュニケーションが減ること自体は問題ではないと思っています。しかしそれにしても最適なバランスというものがあり、スマホ、タブレットだけだとその最適なところを通り越してコミュニケーションが少なくなりがちなのは問題だなと。

スマホやタブレットを見ていて、あっ、これ奥さんにも見せたいと思うような動画があっても、そのままだと画面が小さすぎて、二人で見るにはどうしても覗き込むような姿勢になる。数十秒ならそれでよくても、数分間だともう辛いんです。いずれも基本的にパーソナルなデバイスなので、元々二人以上で使うには無理があるんですね。

ところがChromecastがあれば、お互い姿勢はそのままに、無理なく動画を共有できる。逆に遠くのノートパソコンでネットを見ている奥さんに「ねえこれ見てみて〜」などと呼ばれた時でも、従来のように重い腰を上げて向かうことなく「何何?テレビに映してよ!」と一言言うだけで画面を通じたコミュニケーションが成り立つわけです。素晴らしい!

 

まとめ

結論として、これ、よく出来てると思います。非常にシンプルながらしっかりと生活を変えてくれる、実に目の付け所の良い商品だと思います。

対応アプリが少ない(私が普段使っている中ではYoutubeのみ)、ブラウザのミラーリングについてもPCからしかできない(スマホからもできたら大抵のやりたいことはできるのに!)などまだ発展途上を感じさせるところもありますが、それを差し引いても気に入った、というのが正直な感想です。

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