PCパーツ探求 #1


本命次世代CPUはどれなの?
 どうやら市場にはPentiumUが出回りはじめたようですね。価格的には、266MHz版が安くても13万円と、ちょっとまだまだ手を出せる範囲ではありませんが、多くのショップで販売が始まれば今までの最新CPUと同程度の8万円くらいで販売されることになると思います。さてさて、それに対抗してもうそろそろ発売されると思われるのはAMDのK6、CyrixのM2です。AMDのK6は233MHz版がPentiumU266MHzと同等の性能を発揮するらしく、こちらの日本での販売価格は約6万円くらいになると予想されます。う〜ん、確かに安いといえば安いですが、大して安くないといえば安くない・・・。互換CPUメーカーなら、半額くらいの価格設定にしてもらいたいと思ってしまうのですが。一方M2の方は同クロックのK6よりさらに高速らしいんですけど、こちらの方は販売時期、価格ともあまり情報がありません。6x86のP200+GPが登場したときは当時のPentium 200MHzの6割程度の値段設定になっていたと思いますので、今回もそれくらいで販売される事を期待したいものです。

マザーボードの対応は?
 K6、M2はSocket7に刺さるタイプのCPUですので、MMX Pentiumに対応している(2.8V対応)マザーボードならまずOKでしょう。たとえ正式に対応していないマザーでも、MMXにさえ対応していれば(正常に認識はしてくれなくても)、動くことは動くと思います。BIOSのアップグレードをすればより確実でしょうし、それがイヤならすでに対応しているマザーボードも発売されているようなので、それに買い替えるという手もあります。一方PentiumUは全く新しいSlot1という、拡張ボードのスロットにも似た構造(見た目の話だけど)を持ったマザーボードを必要とするため、間違いなく買い替える事になります。こちらの専用マザーボードの価格は最初3万円程度になると思われますが、何しろ出てきたばかりのものですから、今後どんどん性能が上がってくる事も考えられます。PentiumUは最初の266MHz版が発売されてからも、さらに高クロックのものがどんどん発売されると思いますので(500MHzくらいまではあっさり上がるのでは?)、クロック設定は柔軟に選べるものを買っておくといいかもしれません。

どれくらい速くなるの?
 結局、どうして買い替えるかと言えばスピードが欲しいからでしょうけど、さてさてどれくらい速くなるのでしょう。雑誌などのペンチマークを見るとPentium Pro 200MHzの段階でMMX Pentium 200MHzの1.3倍程度速く、Pentium 200MHzと比べると1.8倍も速い・・・。ほんとかよ〜(笑)。だとすると、PentiumU 266MHzは、Pentium 200MHzの2倍か、それ以上速いことに・・・。これはすごい事ですよ。普通にWindowsを使っている分にはPentiumの100MHzでもあれば大してストレスを感じる事もないでしょうけど、例えばフォトレタッチソフトのフィルタリングなんかがMMXに対応して、その他の処理に関してもCPUパワーに比例して速くなるとすると、これまででは考えられなかったくらいの快適な動作が望めるのではないでしょうか。他にも、CPUパワーをフルに使えば、Video編集ではそれこそリアルタイムで結果が出力できそうですし、3Dアニメーション作成ソフトのレンダリングがより速く行えるようになり(簡単なリアルタイム再生もさらに高画質で行えそうです)、ハードディスクレコーディングソフトではソフトウェアによるエフェクト処理がさらに充実し、本当にパソコンだけで本格的な音楽製作が可能になってきそうですし、ソフトウェアシンセではVSC-88M Pro(笑)なんかも実現できそうです。

PentiumUか、互換CPUか
 これは、かなり難しい選択だと思います。というのは、互換CPUを使う意味がどの程度あるのか、いまいち疑問が残るんですよね〜。まず、互換CPUの発売時期がいまいちはっきりしないというのがあります。K6は最初166MHz版、200MHz版、233MHz版を発売するそうですが、PentiumU 266MHzがすでに出回っているのに対してK6 233MHzがいつ頃出回ってくるのか。その頃PentiumUは300MHz版が発売されていた、なんてことになったら魅力は半減してしまいます。また、K6 233MHz版を使うにはベースクロックを66MHzにした場合、3.5倍のクロック設定が必要になります。これに対応しているマザーボードはほとんど存在しないのでは・・・。僕の場合83MHz×3倍のクロックで動作させてやろうとか思っていますが(あ、これじゃ250MHzになっちゃうか・・・それが駄目なら75MHz×3倍で225MHzかな?)、そうしたとところで、300MHz版のK6なんかが発売されて乗せたくなったりすると、結局マザーボードを買い替える事になるわけで、それだったらSlot1対応のマザーとPentiumU・・・という結論に達するわけです(Slot1に刺さる互換CPUが発売されるのもそう遠くないかもしれないし)。つまり、最初のうちは確かに互換CPUを使う価値があると言えるのですが、その後はただIntelのCPU意外にも選択肢がある、というような、今までと同じような状況、関係(Pentium陣対AMD陣対Cyrix陣)が続くかもしれないということですね。

安くなって〜速くなって〜
 まあ、これ以上は状況を見守るしかないです。とりあえず、僕個人としては各CPUメーカーの間に価格、技術の両方の面において競争が起こり、さらに安く、速いCPUがどんどん出てくる事を望みたいですね。性能が上がると同時にソフトも高いスペックを要求するようになる、という傾向に対しては様々な批判もありますが、僕はこれによってさらに可能性が増えるなら大歓迎です。それに見合うだけのお金を払う価値もあると思いますしね。

#ところでP7はいつ頃発売になるのでしょう?ついにクロックが1GHzを超えるみたいな話ですけど(^^;