●Waveでカクカクする現象
僕はこれにずっと悩まされ続けてきました。どうも、自分のゲームのサウンドをSound Blasterから出力すると一瞬止まるのです。ところがところが、いつのまにやらそのような現象は起きなくなっていました。はて?一体何が原因だったのか・・・。
考えられる原因その1)DMAチャンネルを一つしか与えていなかったため、サウンドのDMA転送が行われなかった
考えられる原因その2)新しいドライバで密かに改善されていた
考えられる原因その3)単にMMX Pentiumにしたことで処理速度が上がった
考えられる原因その4)6x86が怪しかった
・・・うん(笑)。多分1だと思います(^^; つまり、DMAをたくさん要求するカードを使用していたり、Sound Blaster2枚差しを行っているような人はどうしてもこのような設定にせざるをえない場合が多いと思いますので、気をつけてください。
●Direct Soundにバグ?
ってね。つい先日まではバグがあったんですよ。それで、このレポートもすんなりアップするはずだった。ところが先日Creativeのホームページに行ってみたら見事に改善版ドライバがアップされているではありませんか!というわけで、解決済みです。これまでのドライバだと、Direct Soundで何度もWaveを鳴らしていると、途中で鳴らなくなってしまい、ついにはハングアップ・・・というような現象が起きたのですが、新しいドライバ(97/04/28バージョン)で試したところ何の問題も起きませんでした。古いドライバを使っていて、Direct Sound対応のゲームなどする人はさっそくダウンロードしましょう。
●なぜ使えない?WaveSynthWG(ソフトウェアシンセ)
これはつまり、AWE 64以降に付属するソフトウェアシンセなのですが、どうも僕の環境では使えないのです。どのような現象が起きるのかというと、Win95のGUIが立ち上がり、おそらくMIDIデバイスドライバの読み込みをしている段階で一般保護違反が出て、止まってしまうというもの(シェルも立ち上がらない)。それで、とりあえずの応急処置として、System.Ini中のWaveSynth WGとクリエイティブMIDIマッパーに関する記述を削除し、ソフトウェアシンセとMIDIマッパー以外は正常に立ち上がるという状況にしてあります。
さてさて、気になる原因ですが、とりあえず僕のマシンが普通と違うのは、Sound Blasterの他にオーディオカード(Card D Plus)とMIDIインターフェイス(8Port/SE)を使っていること。とりあえず、これらのドライバを削除してみました。すると・・・ソフトウェアシンセも含め、見事に全て立ち上がりました。ふんふん、やはりこいつらが原因だったかと思いつつ、次はとりあえずCard D Plusのドライバをインストール、犯人を絞り込むことにしました。すると、これまた見事に立ち上がり、原因は8Port/SEであると判明。しかし、どうしてコイツのドライバをインストールするとソフトウェアシンセが組み込まれないのか・・・。そこで僕は一つの仮説を立てました。クリエイティブMIDIマッパーがあまり数の多いMIDIデバイスには対応できないのではないか。早速それを確かめるために8Port/SEのドライバ、System.IniのクリエイティブMIDIマッパー以外の記述を戻し、再起動。おお、見事にソフトウェアシンセもろとも起動しました。
しかし・・・ここでまた変な現象が・・・。WaveSynthコントロール、ミキサー(Creative Mixer、ボリュームコントロール共に)が、エラーで起動出来なくなってしまったのです。恐らく両方ともミキサーデバイスに問題があるから起こるのでしょうが、それにしてもミキサーが正常に動作しないというのは謎です。クリエイティブMIDIマッパーを同時にインストールしないといけないのでしょうか。
というわけで、この問題はまだ未解決です。はっきりとした原因が分からない以上、サポートを求める気にもなれませんし(・・・といいつつ、このまま分からないようだったら多分聞いてしまう)・・・困ったものです。ま、別に使わないし、かまわないんですけど、やっぱりあるのに動かないって言うのは気分が悪いですからね。
そう言えば、K6では動くんでしょうか。6x86で動かない事ははっきりとしていますが(ただし、インストール時にPentiumを使い、その後Pentiumに見せかけるためのソフト等を組み込めば、動作する)。これからはいよいよ互換CPUも数を増やしてきそうですし、Creativeも無視できないのでは?
●AWEの実力は?
僕は最初にSound Blaster AWE32を買ったときからずっとサンプラーとして使ってきました。というわけで、ほとんどこいつがどの程度のものか分かっているつもりですので、その辺を書きたいと思います。まあはっきり言って、Sound Blaster AWE32ではどんなにがんばっても音質的な問題から逃れられない部分がありましたが、Goldではとりあえずその点はクリアし、サウンドフォントエディタもVersionが2.0となり、幾分使えるようにはなったかと思いますが、それでもまだまだサンプラーに劣る点は数多くあったりします。
例えば、とってすぐに使えない事。最近のサンプラーではとった音をすぐにキーアサインできるのが普通です(出来ない機種の方がめずらしい)。しかし、Sound BlasterではまずWave Studioなどでサンプルを録音、加工しなければなりません。これが終わっても、音色として使えるようにするまでにはまだまだ。サウンドフォントエディタを立ち上げ、まず、サンプルに先ほど録音、加工したWaveを登録。それを元に音色を作成、各種パラメーターを設定してサウンドフォントファイルとして保存。AWEコントロールパネルを開き、サウンドカード上のRAMに保存したサウンドフォントを読み込ませて、ようやく使えるようになります。この手順は、たくさんのサンプルを集中管理するような場合は便利なものかもしれませんが、ちょっとしたネタにサンプルを使いたい場合など、曲毎に使うサンプルが全く違ってくる場合はかなり不便です。
他にも、そもそもEMU8000チップ自体が大した事ないというのもあります。僕が最も致命的であると思うのは、エンベローブタイムの指定。確か128段階だと思ったのですが、これが非常に荒い。特に数値が小さい場合、たった1の変化でも随分聞いた感じが変わってしまい、微妙な調整はほとんど出来ないにと言っていいと思います。そしてフィルター、なんかこれ、Qを持ってるんですけど、それよりもやはりレゾナンスが欲しい。これがあるのとないのでは、随分違います。まあ、これはサンプラーとしてはあまり要求されないところかもしれませんが、AWEの場合、DTM音源としても使われることもよくあるだろうということを考えると、やはりいまひとつ力不足であるように感じます。
結論ですが、先にも書いたとおりAWEのシンセサイズ能力は非常に貧弱で、いくらメモリを増設したとしてもAWEだけで音楽を作るというのはちょっと無理があります。まずRAMを増設して、出回っているサウンドフォントを使ったり、作ったりして、サンプラーというよりはプリセットサンプラー的な使い方をする方が、AWEを有効に使う事ができるのではないかと思います。