●PentiumU買えよ(笑)
やっぱりねぇ、ハイスペック推進委員会会長としてはPentiumUを薦めずにはいられないですねぇ(笑)。やっぱりCPUパワーは偉大です、ハイスペックマシンは素晴らしいです。「そんなに速いマシン何に使うの?」とかはよく耳にする言葉ですが、静かに高まる可能性と共に、PCで実現できることは確実に増え続けています。パソコンはどんなに進歩しても十分にはなりえません。あなたの意識にかかわらず、世の中では常によりハイスペックなものが要求されているのです。そして、パーソナルレベルのパソコンが高機能になれば、それは業界全体の進歩につながります。
というわけで、みんなしてどんどんPentiumUマシンを買いましょう。もし、今お使いのマシンが、10万円以内の投資でMMXマシンにできないとしたら、間違いなくそうするべきです。もうコストの割にパフォーマンスの得られないパワーアップはやめましょう。大して守る価値もないソフト資産のためにDOSやWindows3.1を使い続けるのはやめましょう。いつ出るかも分からない上にきりがない将来の製品を待つのはやめましょう。海外製品も積極的に取り入れましょう。黒字を削減して貿易問題に貢献しましょう。日本企業に競争意識を持たせましょう。そして、この先行き不安な景気を回復させましょう!あなたが動けば世界が変わる!。
・・・。
●266MHz?300MHz?
さてさて、#2だったか、PentiumUの話題を書いたときに、LXチップセットが発売される頃にはPentiumU266MHzも手の出る価格になっているだろうとか、そのようなことを書いたわけですが、実際Intelの大幅プライスカットもあって現在は8万円を切り、一般人がぎりぎり手を出せる範囲まで下がったと言えると思います。一方、300MHzはようやく店頭に商品が並びはじめてきたという状況で、お値段も12万円代から15万円と、かなりのばらつきがあるようです。僕が見た限りでは一番安くて128000円(9/14現在)ですが、これは当初の20万円代後半という値段から考えると随分安くなった気がする、しかし、まだまだそう簡単に手の出る価格ではありません。
そこで思い付くのが、266Mhzを買って300MHzで動かしてしまおうとか、危ないテクニックです。しかし、どうやらPentiumUのクロックアップは非常に難しいようです。原因はおそらく、CPUに内蔵(・・というか接続)された2次キャッシュがクロックの半分で動作する点にあるようで、例えばノーマルPentiumの場合、CPUをいくら高速で動かしてもキャッシュはバスクロックで動作するわけですが、PentiumUだとCPUの動作クロックを上げると2次キャッシュのクロックまで上がり、キャッシュがついてこれなくなったりするようなのです。その他、熱問題も難しい模様。リテール版を買わないとPentiumU用SANYOのクーラーがついてこない(SANYOクーラーの単体販売は行われていない)ということもあり、クロックアップを試みた多くの人がこれに悩まされているようです。
●マザーボード
自作派としては、まず目に付くのがASUSTekのマザーボードでしょう。今回発売されたLXチップセットを搭載したマザーボード、P2L97は、DIMM×3(Max 384MB)やAGPバスを装備、PCIバスが5本に増え(変わりにISAが一つ減っている)、その他にもジャンパピンがなくなったりしています。ジャンパピンがなくなってもバスクロック75MHz、83MHzの設定ができるのは魅力的ですね。他のメーカーのマザーには、メモリが最高1GBつめるものや、高速シリアルが使えるものなど、いろいろあるのですが、やはり何故ASUSTekを選ぶのかと言えば、長い間自作派に支持されてきたという安心感があるためです。というのも、PCを自作する場合、常に付きまとうのが相性、安定性の問題なのですが、これらの点において、ASUSTekのマザーは比較的優秀であったという、その結果なのです。というわけで、とりあえず僕はこのP2L97を押しておきます。
あと、このマザーにUltra Wide SCSIを搭載したP2L97-Sも魅力的です。価格も45000程度と、一昔前ならUltra Wide SCSIカードそのものが買えた価格です!すでになんらかのSCSIデバイスを使用していて、手持ちのカードがUltra Wide SCSIで無い場合は、このようなマザーはかなり良い選択肢になるのではないかと思います。他のマザーボードにも、Ultra Wide SCSIを搭載したものが数点あるようなので、これらもチェックしてみるといいでしょう。
●AGPビデオカード
今PentiumUマシンを作ろうとしたとき、最も悩むのがAGPビデオカードではないかと思います。まだまだ出始めということもあり、選択肢が少なかったり、雑誌などには、「まだまだAGPの利点を生かしたビデオカードは出ていない」とか、「OSがAGPをサポートしていない」とか、「安定性に問題がある」とか書いてあったり、今買わない方がいいんじゃないの?とか思ってしまうほどですが(^^;それでもAGPバスを装備しているマザーボードを買って、わざわざPCIビデオカードをさす理由にはなりません。買うならAGPビデオカードなのです。
とは書いたものの、やはり現在手に入るAGPビデオカードはほとんどないのが現状。ASUSTekのものなら手に入るみたいですが、怪しいし(笑)、MilleniumUや、Revolution3Dもまだまだ入荷は先だったり、十分な在庫が確保できていないようです。ところが、9月〜10月にかけて発売予定というカードを探すと、意外に高性能(らしい)ものが揃っていたりします。というわけで、ビデオカードだけは買い控えて、お目当てのカードが出てから買うか、もしくはAGPカードの発売、入荷に合わせてCPU、マザー共に買うかしたほうがいいと思います。
●移行は意外にお金がかかる?
PentiumUマシンを買うということは、すなわちCPU、マザー、ビデオカード、さらにRAM(LXチップセットのマザーは必ずDIMM)、場合によってはケース(LXチップセットのマザーは必ずATX)まで買い替えなければならず、これらを全部揃えるとなると最低でも17万円くらい、いいものを選んでいけば25万円以上必要になってきて、それだけのお金が出せるならMMX Pentiumマシンのフルセットが買えてしまう、という現状です。まあ、今回はそれでもあえて今PentiumUマシンを組もうという前提で書いたのですが、・・・はてさて、どうしたものか(^^;
まあ、現状がどうであれ、現在使っているマシンに不満がある人は、買い替えるのもまた一つの道であると、そんな感じでしょうか(冒頭の記述と多少矛盾)。特に、非MMXマシンを使っている人にとって今回のLXマザーの登場は、一つの買い替える機会になるのではないかと思います。そうではなくて、現在既にMMX Pentium以上のマシンを使っている人は、次のBXチップセットまで待った方がいいかもしれません(冒頭の記述とかなり矛盾)。多分僕は待ちませんが(笑)。