Sequence Studio Lite



※Sequence Studio Liteの開発は終了しました。

Sequence Studio Lite、Audio Studio Liteの後継となるフリーソフトウェア
Music Studio Producerのページはこちらです(2004/01/11)。

で解説表示、で圧縮ファイル(LHA)をダウンロードします。
 Sequence Studio Lite version 1.07 (lzh=755KB)

Sequence Studio Liteの紹介





●スペック表

 ソフト名     :Sequence Studio Lite
 内容       :Midiシーケンサー
 必要動作環境   :Windows 3.1以降が動作する機種
           (CPU:DX4−100MHz以上、RAM:8MB以上)
           2MB以上のハードディスク空き容量
           640×480ドット以上のディスプレイ
           OSに対応したMidiインターフェイス
           Midi音源(内臓音源がWindows上から使える場合はそれも含む)
 トラック数    :256マルチトラック+テンポ、メーター、キー(計259)
 Midiデバイス数:16Midiアウトプット、16Midiインプット
 ノート数     :400万音(現行のコンピューターでは無限に相当)
 最大小節数    :9999
 メーター     :1/1〜99/32
 分解能      :4分音符あたり960(固定)
 テンポ      :5〜500
 同時入力音数   :256
 同時出力音数   :256
 データ形式    :専用ファイル形式、及びSMF Format 0,1に対応(読み込み、書き込み)
 エクスクルーシブ :使用可能
 Midiシンク  :インターナル(完全)、エクスターナル(不完全)

●再生


 Sequence Studio Liteは、再生時においてもその特徴を発揮します。Sequence Studio Liteは、10のロケーションボタンを持っており、それぞれに、曲中の位置を記憶しておくことが出来ます。もちろん記憶したロケーションには瞬時に移動可能です。
 基本的なところでは、シャトルバー、早送り、巻き戻しなどが用意されており、自由に曲中を移動することが出来ます(これらは全て再生中にも有効)。また、再生中であるないにかかわらず、ノート以外の情報は送信されるので(設定可能)、早送りした後、プログラムチェンジが送られていなかったので音色が違う、なんてことにもなりません。
 また、再生中の速度をテンポに関係なく1/2倍から2倍まで6段階で手軽に変更できます。これは、アバウトにいろいろなテンポを試してみたい時や、ゆっくり再生しながらリアルタイムレコーディングしたい時などに、いちいちテンポを変更する必要がなく便利です。
 Sequence Studio Liteは、ループ再生機能も持ち合わせています。これは、ループ地点にくるとループの先頭までジャンプするという簡単なものですが、様々な用途があります。例えば、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、間奏と作り進んで、今度間奏からAメロへのつながりを調整したいとき、わざわざ間奏の後にAメロをコピーしてからその作業をする必要はありません。そのためにはただ間奏の終わりからAメロの頭へジャンプするようにループポイントを設定すればよいのです。ほかにも、20小節めから23小節目までを削除したらどうなるかというのを試したいとき(とりあえず削除した状態で曲を作り進めたいとき)、20小節目の頭から24小節目へジャンプするように設定してみたりできますし、ゲーム用の曲など、基本的にループする曲の場合はそのまま利用したり出来ます。


●レコーディング


 レコーディングは、リアルタイムレコーディング、ステップレコーディングが可能です。レコーディングモードとして、リプレース(録音先のトラックを全て削除してから録音)、スタンダート(録音先のトラックの録音開始地点より後を削除してから録音)、オーバーライト(レコーディング箇所のみを削除して録音)、オーバーダブ(元あったデータに重ね録音)、ニュートラック(リアルタイムレコーディング時のみ、録音用に新しいトラックを作成して録音)の、5つを用意しています。ループ再生を利用したループレコーディングも可能ですし、オートパンチイン、アウトも可能です。
 特に、ループ、オートパンチ、ニュートラックを組み合わせたリアルタイムレコーディングは強力です。難しいフレーズをリアルタイムレコーディングするとき、何度も間違えてはレコーディんグを止めて、またレコーディングしてという繰り返しは、大変な時間の無駄になると共に、ストレスがたまって弾けるフレーズも弾けなくなってしまいます。しかし、この機能を使うことにより、例えば1小節目から8小節目までをループしながら3小節目から7小節目までを録音というようなことが可能になります。このとき、レコーディングモードをオーバーライトに設定しておけば、ループするごとにレコーディング箇所は書き換えられますから、OKテイクがとれたと思ったらレコーディングをストップすれば、最後のテイクだけが採用されて残りますし、さらにニュートラックに設定してあった場合、ループ毎に新しいトラックが作成されそこにレコーディングされるので、何テイクもとっておいてレコーディング終了後に最もよかったテイクを採用するといったことさえ可能になります(この場合、レコーディングするトラックはミュートしておきます)。
 ステップレコーディングはオーソドックスな日本式ステップレコーディングです。日本式なので、海外製品のシーケンサーの多くのように、タイが使えないなんてこともありません。また、小節中の現在位置を示すバーを持っていて、これによって多くの音を打ち込んでいる時に現在位置を見失ってしまうようなことはなくなりました。


●編集機能


 Sequence Studio Lite は、名前の通りLite版(機能縮小版)ですので、譜面表示も、ピアノロールさえ使うことは出来ません(これらには今後のバージョンで対応予定)。しかし、それでも十分な編集が行えるように考えられています。編集は、トラック単位、小節単位、イベント単位のいずれかで行い、標準的な切り取り、コピー、貼り付け、削除、マージ、小節ではインサート、時間削除、時間挿入が出来ます。
 他には、ノートチェンジ、クオンタイズ、クリエイトコントロールが用意されています。クオンタイズはイベントの位置、デュレーションぞれぞれに対して音符、強さ、シフト、感度、ランダム付加の5つのパラメーターで設定できます。また、同じクオリティーのクオンタイズでインプットクオンタイズすることも可能です。クリエイトコントロールはコントロールチェンジ、ピッチベンドなどの値を連続的に変化させるイベントを挿入するものです。ノートチェンジは、ノート、ベロシティー、デュレーション(ゲートタイム)を一括編集できるもので、トランスポーズ、ベロシティーチェンジ、ゲートタイムチェンジ等は全て行えます。イベントリストは、高機能イベントフィルターを装備しており、細かな条件にあったイベントだけを選択することが可能で(例えば、5小節めから9小節目の間にある、トラック2から8の、チャンネル8から10の、ベロシティー50から100までの、デュレーションが960から1920の、ノートと、コントロールチェンジ1番の値が100から127までのものを選択・・といったことが可能)これにより迅速かつ正確な編集が可能になりました。
 全ての編集はUndo可能でで、再生中でも自由に行うことが出来ます。イベントリスト、小節は、再生に合わせて、ページ単位、もしくは完全にスクロールさせることができ、編集すべき場所を素早く発見できます。また、イベントリストではいくつものトラックをまとめて一つのイベントリストの中に表示して同時にエディットしたり、同一トラックをいくつも表示して2箇所以上を同時にエディットしたりできます。


●その他、特徴


 Sequence Studio Lite は、GM、Sc−55、Sc−88、TG−300、MU−80、X2、05R/W、JV−1080、などなど、数々の音源の音色表 を持っています(自分で作ることも可能)。つまり、音源内の全ての音色をシーケンサー側から自由にコントロール出来るのです。例えば、JV−1080なら、ユーザーバンクからエクスパンションボードまで、最大で1700を超える音色を自由に選択出来るのです。もう音源まで手を伸ばして音色を選ぶ必要はありません。また、今までのように、コントロールチェンジを音色表を見ながら入力するような作業は必要ありません。これによって、音色選びが楽になり、今まで以上に音源を使いこなすことが出来るようになるでしょう。この音色表は、各デバイスの各チャンネルごとに設定できます(たくさんの音色表を一度に使用するような場合、起動に多くの時間がかかるようになる場合があります)。
 Sequence Studio Liteは、数々のカスタマイズが可能になっています。これによって、音色、ボリューム、パンポットをトラックごとに設定しておいて、自動で送信する初心者用のシーケンサーにもなりますし、SMFを細かいところまで本格的に作成できるプロフェッショナルシーケンサーにもなります。他にも、音源内蔵キーボード1台で制作するのに最適な状態に設定したり、メトロノーム音を変更したり、インプットフィルターを使って、Midiキーボートからの入力を制限したりできます。


●今後のバージョン、関連ソフトの予定


 とりあえずは、Sequence Studio Liteで作成された曲をグラフィカルに再生するプレイヤーソフト、Sequence Studio Liteで作成された曲と同期するハードディスクレコーディングソフト(共に名称未定)を考えています。その後、Sequence Studio Standard、Sequence Studio Professonal を制作予定です。とりあえず、今回のLite版はフリーソフトウェアにしますので、使える環境にある人は是非使ってみてください。