SC−88Pro届く!


 今日の朝、15日前に注文していたSC−88Proがやっと届きました。前にも書きましたが、SC−88の時は注文してから3ヶ月も待たされたのですが、今回はローランドとしてはめずらしくすぐ手に入ってしまいました。まあ、それが普通なんでしょうけど。さて、では細かい感想を書く事にします。
 まず、ピアノですが、SC−88より生ピアノの音に近いです。ただ、Piano 1はかなりフィルターっぽく、キーボードで弾くとちょっと高音が足りなく感じるかもしれません。でも、打ち込みでクラシックなどの再現にはむいていると思います。もっと明るいピアノの音ならPiano 2を使えばいいわけですし。このPiano 2の音もSC−88と違いちゃんと使える音になっています。
 ギター、ベースにいたっては極端に音色数が増えています。今までちょっと物足りなかったクリーンギター系もかなり充実していて、これでポップスや、ちょっと昔のロックっぽいクリーンギターにも対応できそうです。ベースは、特にシンセベースの数がかなり増えていますね。TB303のバリエーションも多くあり、個人的にはかなり喜んでいます。まあ、アタックが強い音、レゾナンスをきかせた音がほとんどですけど。
 コーラス のバリエーションもなかなか面白いですね。いろんな声が入っています。オケヒットもなんかかなり数が増えていて、あまり派手ではないものの遊べそうな音が多く入っています。
 聞いてすぐに変わったな・・と思ったのはサックスの音でしょうか。いい感じに生っぽく、汚い音になっています。今までのサックスではやわらかい演奏しかうまく表現できなかったのですが、これでかなりソウルフルなサックスも再現できるのではないかと思います。シンセリードもかなり増えています。新しい系の音が結構増えて、これでリード選びも少し楽になりそうです。
 さて、最後はドラムですが、前にも書いたとおり他の機材と混ぜて使おうとすると音質的に多少難がありますが、とにかく種類が増えているので、サンプルを用意できない時などこれで代用が効きますし、DTM音源としてはより様々なジャンルに対応できるようになっています。一時はやった(?)ジャングルのドラムセットJumgle、これは結構面白い音で、簡単にブレークビーツっぽいループが作れそうな感じです。オーバードライブした(?)キックも入っているし、TR−808セットのハイハットはよくなっているし、CR−78は独立したドラムセットになってくれているし、TR−909、TR−707、TR−606も入って、僕としてはこのシリーズのハイハットがすべて使えるのが嬉しいですね。そうそう、SC−88Proになって、ドラムセットはキーボードの端から端まで音が割り当てられました。今までは、もっといろんなドラムの音を組み合わせたいのにドラムセットは16チャンネルあたり2つまでしか使えず、大きな制限になっていたわけですが、これでいくつもドラムセットを使うまでもなく、同じドラムセットの中で色々な音を選べるようになったわけです。
 全体的にはSC−88はアタックがふらふらした柔らかい感じの音が多かったのですが、そのあたりはより自然になっていて、サンプルのクオリティーが上がっているという印象を受けます。SC−88のバリエーション音色はほとんど変わってなくて、キャピタルトーンのほとんどが入れ替わり、それに新しいバリエーション音色が加わったという感じです。JVのエクスパンションボードで聞いたような音に入れ替わっていたり、新たに加わっていた音色も多かったですね。
 とりあえずざっと聞いてみた感じはこんなです。マニュアルが親切なので、思ったより早く音色表も作れそうです。これが出来たら早速SSL104に組み込んで登録しようと思います。