どうなってるんだMusic Studio


 SSL1.03を登録した直後からMusic Studioの製作するなどどほざいていたのですが、実は、プログラムの壁にぶち当たり、全く製作が進んでおりません(ただし、SSLの時と違って構想は完全にまとまっているので、壁さえ乗り越えられれば完成は早いと思います)。その壁というのは、使用できるタイマーがないという事です。
 MSS(Music Studio Standard)は、完全32bitアプリケーションとして、WindowsNT4.0や、Windows95の今後のバージョンでも完全動作するものを作るというのが第一前提です。しかし、32bitのタイマーはどれも不完全で、これを使うと、例えば演奏中にマウスカーソルを動かすだけで演奏が乱れるというとんでもなく使えないシーケンサーになってしまいます。Windows95上で完全なタイマーを実現するにはその部分を16bitで組むしかないわけで、これでは完全32bitアプリケーションにはなりません。そのほかにもWindows95にはmidiStreamとかいう命令がありますが、これも内部的に16bitであるらしいうえ、これを使うとなるとSSLの特徴である「演奏中にもエディット、再生速度の変更、早送り、巻き戻し可能」という機能がすべて実現出来なくなってしまいます。
 ひょっとするとDirectXを使えば実現できるのかもしれませんが、今のところそれは分かりません。もしできなければ、解決策は16bitアプリケーションとして作るか、次のOSを待つか、それくらいしか考えられません。現在Windows95用として出ているシーケンスソフトも、必ず16bitの部分を含んでいるはずです(ものによってはほとんどが16bitで組まれている)。
 この問題がしばらくどうにもならないようなら再び16bitで組む事になるかもしれません(しかし、それはそれで実現できない新機能が出てくる)。僕としてはもう中途半端なものは作りたくありません(少なくともこのMSSは、シーケンサーとしては最高ランクに属するものになると信じています)。というわけで、しばらくMSSは出来てこないかもしれませんが、こういう事情ですのでご理解を頂きたいと思います。かわりにゲームを作りますので(かわりにはならないか・・)。

 そういえば、SSL104に同梱したSC-88の音色表に何個所か間違いがありました(パッチの音色表もなかったですし)。そのうちこれを修正した音色表を登録します。同時にVL70mなど、またいくつか音色表が増えることになると思います。もし音色表のリクエストがあれば今のうちにメールください。音色を切り替えるためのコントロールチェンジ番号、プログラムチェンジ番号、音色名さえ分かれば音色表の作成は可能です。