C++ Builderの衝撃


 さてさて、Visual C++4.2も手に入った事だし、いよいよ本格的にC++でWindowsプログラミングをやっていこうかと思った矢先に、Borlandから謎のダイレクトメールが・・・。どうせDelphiの追加コンポーネントとかだろうとか思ったらこれがぜんぜん違う。なんと、DelphiのようにVisualにアプリケーションが構築できるC++言語ではありませんか!MSにDelphiの開発者が引き抜かれたとのニュースが流れた時からもうこの手のソフトはBorlandからは出ないだろうと思っていたら・・思いっきりでちゃいました。さっそくこの新ツールを検証してみましょう。

画面はDelphiそっくり
 とりあえず画面写真がほとんどDelphiで、唯一違うのは、見た所クラスビューのような、プロジェクトエクスプローラーが増えていることくらいです。これは、どうやらコンポーネントやクラスをツリーでたどるためのもののようですから・・やっぱりクラスビューってことですね(笑)。

やっぱりVCL・・・
 まあ、C++になってこのビジュアル開発環境をどうやって実現しているのかなと思えば、思いっきりDelphiと同じようにVCLを使用しているみたいです。これってつまり、Delphiみたく実行ファイルのサイズがとてつもなく大きくなってしまうのでは・・・ちょっとこれは軽いプログラムの開発には向かないかもしれません。まあ、ビジュアル開発ができることを思えば、そんなことは小さい問題かもしれませんが。

高速なコンパイル&リンクとか書いてあるが・・
 う〜ん、気になります。C++で開発するときの問題と言えば、やっぱりコンパイルの遅さですよね〜(そのため僕はSSL開発の時、DLLでさえもDelphiで作った)。それが速い!と実感できるほどスピードアップしているのでしょうか。まあ、Delphiの時と違い、毎秒100万行のコンパイル速度!とかは書いてないので(まさかC++がそんな速度でコンパイル出来るわけがない。物理的に)やっぱりある程度待たされる事は間違いないのでしょうけど・・。でもやっぱり気になります。コンパイル速度が速いとすれば、C++開発環境としてそれは十分な魅力となりますから。

Visual C++のプログラムもコンパイル可能?
 なんかQ&Aのところにそのようなことが書いてありました。同時にOWLやMFCのソースコードは含まれないとも書いてあります。う〜ん、これって、すでにVisual C++を持っている人はMFCを使ったプログラムも書けるってことなのでしょうか。それくらい今までのC++の資産を継承できるとすれば、これはDelphiの言語がC++になっただけとは言えなくなってきますからね。さらにその後のQ&Aに、C++BuilderはC++を拡張しているので、C++Builderで作ったコードはVisual C++などではコンパイルできないとのこと。う〜ん・・・ひょっとしてこの拡張部分がBorland制MFC(BFC?)とでもいうべきものなのでしょうか。謎は深まります。

とりあえず欲しいぞ
 最終的に使う、使わないは別にして、非常に好奇心をくすぐられる製品だけに、興味深い、欲しい。値段を見てみると、優待販売価格が28840円となっている・・ぐぐ・・いつもながら微妙な値段だ・・。でもこれってC++開発環境としては破格なのでは・・。今度NTでMusic Studioを作ろうとしていますが、Visualな部分だけこいつで作って、DLLをVisual C++で作るという手も十分考えられるし・・・いや?それだったらDelphiとVisual C++で作ればいいのか?・・う〜ん。そういえばもともとC++だってことは、Delphiの時と違ってもっと手軽にDirectXとか使えるのかな〜。ちょっとこれは明らかに情報不足ですね・・・久しぶりにNiftyのBorlandフォーラムにでも行ってみるとしましょう(高速対応料金が余っている)。

(余談)
 そういえばVisual Basic 5.0はコールバックに対応するとのこと。これってつまりMIDI Inメッセージの受け取りや、マルチメディアタイマーも使えるって事ですから、これがリリースされるといよいよVisual Basicで作ったMIDI関連のソフトが出てくることになりますね・・・。う〜ん許せん(笑)そんなに楽になっていいのか。そうなるとプレイヤーソフトなんてとてつもない数出てきそうですね(画像ビューアーくらい)。僕もそろそろプレイヤーソフト作るかな〜。なんかこう、ぴこぴこ動きまくる画面にするのって楽しそうだし。

(余談2)
 MacにはObjective C(た・・たしかこんな名前だったような)などというものが存在するらしく、これがまた簡単らしいのです。ちょっと興味アリ。まあ、それだけ優れたものだとしたら、いずれWin環境にもお目見えするでしょうから、とりあえずそれを待つことにします。Macに今手を出すにはちょっと勇気がいるので・・・