Category Archives: グルメ

ラ・ルミエール

新居に引っ越してからというもの、妻と二人で(もちろん娘も連れて)家の近くの
レストランを開拓しまくっています。とはいっても、新居の近くにはほとんど
お洒落なカフェもレストランがなく、周りにもっとお洒落な店があれば絶対に
入っていないような
蕎麦屋、中華料理屋、飲み屋、寿司屋とかになって
しまうのが辛いところです。。
とはいっても、世の中まだまだどうしようもない店も多い中、中には結構
おいしい店もあったりなんかして、新居の周りもなかなか捨てたもんじゃないね♪
などと話したりしてました。前の家にいた頃は見向きもしなかったような学生街に
ありそうな中華料理屋の定食や、うなぎ屋の安いうな丼ランチなんかも普段使い
できそうでなかなかポイント高いです。
とはいったものの、やっぱり元々大して数がないので引っ越して1ヶ月を
待たずして既に存在を確認したお店の5割は制覇してしまったかという勢い。
こうなると残っているのは蕎麦屋、寿司屋、中華料理屋など既に行った
ジャンルの店ばかり。最近は新居の近くを離れ、4~5km離れた町まで
足を伸ばすことにしました。
で、その中で今回行った&これは日記にしたい!と思ったのがこちら!
ラ・ルミエール
http://www15.ocn.ne.jp/~lumiere/
2年ほど前に奥沢に出来たばかりのフレンチです。フレンチってよっぽど評判の
いいところを選りすぐっていっても結構当たりはずれが大きくて、よくあるのが
現地の味そのまま(新婚旅行のときも思ったけど、なかなか舌に合わない)、
酒飲みにしか合わない(全体に味が濃すぎ、しょっぱすぎ)というパターン。
フレンチは、テレビや雑誌なんかで見るととても豪華で複雑で、値段も比較的
高めなので味の点でも王様っぽく見える。だからやっぱり何かおいしいものを
食べようとなったときは、フレンチが候補に挙がることも多いのですが、
実際食べてみるとやっぱりまずい店はまずくて、期待とのギャップが激くて
がっかりさせられることも多いんですよね。
出産前に、赤ちゃんができたら入れる店も限られてくるし、お高いレストランに
行けるのは今のうち!と、妻と色々な有名店を回ったときもまたそういう
レストランに出くわしたりして、正直フレンチ嫌いになりつつありました。
しかし、
ここは違います。

技法は確かにフレンチで、素材というよりは作りこまれた味なのですが、
その味は複雑かつ繊細で、まったくトゲがない。調味料の1滴まで調節しきって
いるんじゃないかと思えるその味は見事の一言です。この普段滅多にお酒を
飲まない僕が「この料理に合うワインを飲みたい」と思ったほど。味の濃さも
丁度いいし、前菜からデザートまでどれを取っても全く手抜きがない
(デザートなどは有名店顔負け)。なのにお値段はとってもリーズナブル!
ここのシェフは、職人として、アーティストとして妥協のない一皿を作っている、
貴重な人間だと思いました。世の中、適当な料理を出す店はいくらでもある。
たとえその皿に多少の難があろうとも、ある程度のクオリティーさえ保っていれば
それを食べる人はいくらでもいるし、他の皿で取り繕う事だってできて
しまうからです。味以外の方法で客を呼ぶ方法だっていくらでもあります。
でも、ここのシェフは違う。僕が言うのもおこがましい話ですが、適当に
仕事をする人間の多い中、ここのシェフは仕事を完全にやってのけているように
思えます。
自分が、自分の仕事を、これ以上1点の改善点もないところまで追求できて
いるかと考えると、とてもそうは言えない。目の前に自分がやるべき仕事が
あるのに、色々なことに目がいったりして集中し切れていない。
そういう意味では、僕はまだまだなのです。一皿の料理から、自分の未熟ささえ
感じさせられました、と言ったら大げさでしょうか(^^;
食後は、何とかこの感動した気持ちをシェフに伝えたい…でも、僕たちなんて
まだ20台後半の味のいろはも分かってないだろう奴らにそんなこと言われても
うれしくないかも知れないし、どんなまずいレストランでも味も分からず
褒めてるんだろうと思われても悲しいし、でも、こんな気持ちになることなんて
滅多にないし、本当に感動するほどおいしかったんだから是非一言だけでも
伝えたいけど何て言ったらいいんだ!!!と、悶々とするほどでした。
結局お店を出るときにシェフが見送ってくれたので、
「すごくおいしかったです~。ごちそうさまでした(^^)」
と言うくらいしかできなかったわけです(←ヘタレ)。
僕たちが行った日は結構空いていましたが、これは単にまだ出来て2年目で
それほど知られてないというだけのことだと思います。ただ、内装や外観、
雰囲気を重要視する人にはあまりお勧めできないかもしれませんが、それでも
このままいくと、ここが激混みになって簡単には予約できない店になるのは
そう遠くないような気がします。
ちょっといいフレンチになるとまず子供禁制が普通な中、ここは赤ちゃん連れでも
OK。このレストラン、久々に通いつめることになりそうな気がします。

カキ解禁

10/1はカキ解禁の日。10月は白子もおいしいぞ!というわけで、カキと白子を
食べに朝の3:30には起き、4:26分には電車(ムーンライトながらなどという、
恐らく一生縁はなかろうと思ってた電車)に乗り、「すし大」といういつもの
お寿司屋さん(結婚してからリピート回数No.1)に行ってきました。
初めて行った頃は平日の10時頃に行けばすんなり入れる日もあったのが、
最近はテレビや雑誌で取り上げられることも多くなったからか、平日の10時でも
2時間待ち。開店の5時前には行列ができ、開店と同時に入れなかったら40分~
1時間待ち確定という、行くとなるとそれなりの覚悟が必要なお店なのです。
でもそれもおいしいので納得。何度行ってもまた行きたくなるこの味。
いつもタイミング悪い時間にやってきては、自分たちのはるか後ろに並ぶ人を
見て、あ~あ、今からじゃ2時間、下手すりゃ3時間待ちだろうなぁ…とか
思うんだけど、決して「やめといたらいいのに」とは思わないもんね。
お店は4:50くらいにはついたんだけど、そこには既に長蛇の列が…(死)。
第一陣は絶望的。結局そこから1時間待って、ようやく店内に入れたのでした。
この日はほとんど徹夜で来て舌が冴えてたのか、はたまた、いままで来たときと
握っていた人が違うからか(今まではなぜかいつも店長だったんだけど、
今回初めて別の人だった)、とてもおいしかったです。塩加減は店長の方が
いいんだけど、この日の人はごはんのふっくら加減が絶妙!

結局あっという間に20カン近くいただいてしまいました。写真は、一応
季節柄カキとしらこを載せましたが、やっぱりここのお店で一番おいしいのは
金目鯛の昆布じめ。あと、最近夫婦の間ではこはだがはやっていたりします。

てんぷら「近藤」

今日は結婚記念日です。
最近はあまり旅行に行かない代わりにいろいろとおいしい料理屋さんに
通ったりなんかしています。できれば日記に書きたかったんだけど、時間がなくて
更新できないままになっていたり、半ば書かずじまいになりそうだったのですが、
結婚記念日のお祝いにと今日のお店に行って、やっぱり書こうという気が
沸いてきました。なぜなら、とてもおいしかったから。
今日行ってきたのは、銀座にある近藤という天ぷら屋さんです。
季節のお野菜を中心に、いろいろなおいしい天ぷらを出してくれるのです。
もう、前菜から言うことなし。角の立たない、考えつくされた味という感じです。
出てくる天ぷらはどれも素材がいいのか、衣がいいのか、はたまた油がいいのか、
とにかく美味。そしてまるでサラダしか食べてないのかというくらいに全然胃に
もたれない。温度もちょうどいいのか、歯ごたえがよくて、しかもホクホク。
食べたのは、えびの頭、アスパラ、えび、きす、ピーマン、なす、しいたけ、
かぼちゃ、れんこん、知らない魚、にんじん、栗、小たまねぎ、あなご…
くらいだったっかな?塩で食べても、天つゆで食べてもよし。食べてしまうのが
もったいないくらい。
まず野菜がとても甘かった。にんじんを細切りにして掻き揚げ風にしたのは
特に甘くてびっくり。れんこんはシャキシャキした歯ごたえもよかったし、
かぼちゃとか1/8をまるごとじっくり揚げてあって、何か和菓子みたいでした。
アスパラやしいたけは素人目にも明らかに物がよさそうに見えました。だって、
たまに家内の買い物に付き合いますが、どこのスーパーに行ったってあんな
アスパラもしいたけも見たことなかったし(←貧しい)。ピーマンも種まで
食べれると言われて初挑戦しましたが、確かに嫌な苦味も辛味も全くなく
おいしかったです。

(写真は大きくてとても形の良いしいたけと、にんじんの掻き揚げ風)
最後の天茶(天ぷら茶漬け)からデザートの果物に至るまで、ほぼこれ以上は
ないな、という味。店の雰囲気も落ち着いててよかったし。個人的にここ最近の
中では間違いなくNo.1のヒットだったと思います。
今まで、天ぷらというと実家でまとめて大量生産される印象が強すぎて、
和食に含まれているのはともかくわざわざ目当てにして食べに行くようなものでも
ないような気がしてたのですが(そんな素人だったからこそ感動したのかも…)、
近藤で天ぷらを見る目が変わりました。天ぷらって奥が深かったんですね!