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Frieve Editor Version 1.20

Frieve Editor Version 1.20の新機能について解説します。
・基本編集機能の充実
今回のバージョンアップは、Frieve Editor公開以来の要望である基本的な編集機能の充実が中心になっています。
まず、カードの各種編集、本文の編集、カードの自動整理など、あらゆる編集に対して最大10回までのUndo、Redoが可能になりました。これにより、失敗を気にせずダイナミックな編集が可能になったと思います。Undoメニューには、何の操作についてのUndoかが表示されるようになっています。デフォルトのUndo回数は10回ですが、setting.iniファイル内の[File]セクション、UndoTImesの値を変更することで、Undoの回数を増やすこともできます(ただし、あまりUndo回数を多くするとメモリを大量に消費します)。
次に、カードの複数選択操作が可能になりました。複数のカードを選択するには、画面左のカードリストで、ドラッグ、Ctrlキー、Shiftキーを押しながらのクリックなどの複数選択操作を行うか、Browser画面で、Ctrlキーを押しながらカードを追加選択するか、何もないところをShiftを押しながらドラッグして、範囲指定選択を行います(Ctrl+クリックをカードの複数選択操作に割り当てたことで、これまでCtrl+クリックで行っていた外部リンクを開く操作が、Ctrl+Shift+クリックに変更されています)。
複数選択したカードに対しては、さまざまな操作を一括して行うことができます。例えば、複数のカードが選択されている状態でカードをドラッグすると、選択カードはまとめて移動されます。カードのTitle、サイズ、形、固定(押しピン)、ラベルを変更した場合、全ての選択カードについてそれらの変更が適用されます。つまり、複数のカードを選択して、それらをまとめて大きくしたり、形を変えたり、ラベルをつけるなどの操作を行うことができます。
カードに対してのカット、コピー、ペーストも可能になっています。1つもしくは複数選択したカードについてコピーし、ペーストしてカードの複製を作成したり、他のファイル(*.fip)に貼り付けることもできます。選択したカードに関連するリンクやラベルは自動的にコピーされるので、ペースト先でもリンク構造は保たれます。複数のfipファイルの内容をまとめて1つのファイルにしたり、たくさんの話題の書かれたfipファイルをトピックに応じて複数のファイルに分けるような操作が比較的簡単にできるようになりました。
今回の編集機能の充実でようやくまともなソフトらしい編集機能が一通り揃い、ほっとしているところです(^^;
・操作性の改善
何人かの方からご要望をいただいていた、Browser画面上での本文編集に対応し、カード間の関係を見たまま本文を編集できるようになりました。この機能を利用するには、ViewメニューのTextで、Edit In Browserを選択します(デフォルトでON)。この状態でカードをダブルクリックすると、カードのすぐ下に本文編集ボックスが表示されます。
編集ボックスでBrowserの表示を隠したくない場合は、同じViewメニューのTextで、Browser Right、Browser Bottomを選択することで、編集ボックスをBrowser画面右もしくは下に表示することもできます。本文を頻繁に編集する場合は、Always Show Editorを選択し、常時Browser画面にEditorを表示しておくこともできます(この機能は、本文の編集位置がUnder the Card以外の場合で有効です)。
キーボード操作でBrowser画面上に本文編集ボックスを表示するには、Browser画面でCtrl+Shift+Eを押します。この操作は、Edit In Browserがチェックされていない場合にも有効です。また、Ctrl+Tでのカードのタイトル編集ボックスの表示にも対応しました(カードが選択された状態での、マウスのシングルクリック操作に対応)。
何らかのアニメーションが行われている場合などはBrowser上ではエディタのレスポンスが悪くなるため、Browser画面での使用を中心にちょっとした本文を書くにはBrowser上でのテキスト編集を、本文中心のデータを作るにはEditorタブを、と使い分けていただけるといいかと思います。
・その他
Version 1.13において見た目を変えたことで、現在選択中のカードが少し分かりにくくなってしまいましたので、今回のバージョンから選択中のカードについてカーソルを表示するようになっています。これにより、現在のカーソル位置やフォーカスの移動がはっきりと分かるようになったと思います。
また、これまで日本語表示に対応していたのはメインメニューのみでしたが、今回全てのポップアップメニューまでを日本語表示に対応しました(日本語を表示するには、ViewメニューのChange LanguageからJapaneseを選択します)。
最後に、これは実際の使い勝手には関係ありませんが、ちょっとした背景のアニメーション表示に対応しました。Viewメニュー、OthersのBackground Animationをチェックすることで使用できます。静止したおなじみの画面よりも、リラックスして思考にふけることができるような動きを、ということで、とりあえず今回は画面上を縦線、横線が移動するMoving Lineと、水中の気泡をイメージしたBubbleの2種類を用意してみました。お好みでお使いください。斬新なアイデアを発想するためにはまずリラックスすることが大事と言われていますので、今後もリラックスを助けるようなアニメーションを追加していくことができればと考えています。